よだれというと、おいしい食事を前にした犬を想像するかもしれません。しかし、よだれを垂れ流す症状は、さまざまな病気でみられるため注意が必要です。
犬 よだれ ふらふら?
熱中症は暑いときに多く見られますが、初夏に部屋を閉め切っていて熱中症になる犬もいます。 この病気は、暑さによって体温調節ができなくなり、よだれと共にパンティングが止まらなくなります。 さらに、ふらつきのような症状が出るようだと状態はかなり進行しています。 これは、かなり緊急性が高い重大な症状です。
犬 体調不良 よだれ?
様々な病気が原因 口内炎・歯周病・喉頭炎・胃炎・胃拡張・熱中症・てんかん・誤飲などが原因で、よだれの量が増えることがあります。 よだれに加え、熱中症やてんかん発作、吐き気を催している症状がある場合は、すみやかに動物病院で受診しましょう。 これらのケースについては次項にて詳しく紹介します。
犬 よだれが垂れる?
犬のよだれの原因はなに? 空腹時に食事を目の前にして、マテをしているときなどによだれが増えます。 これは、食事(消化)の準備としての役割のため、気にする必要はありません。 洗剤などの刺激物を少量舐めたり、薬などの苦いものを飲ませた後などに、よだれが増えることがあります。
犬の吐き気よだれ?
胃腸炎や胃捻転など、胃腸に異常があると、唾液の分泌量の増加や嘔吐などの症状が見られます。 膵炎でも唾液の分泌が増加するケースがあるので、よだれの多い状態が長く続いたり、愛犬が吐きたそうにしている、腹部が膨張しているように見えたり、既に嘔吐しているなどの症状が見られる場合は動物病院に相談しましょう。