犬が長ねぎや玉ねぎなどネギ類を食べると、これに含まれる香味成分「アリルプロピルジスルフィド」という有機硫黄化合物が、犬の赤血球を壊すという現象(これを溶血と言います)を引き起こします。
なぜ犬にネギはダメなのか?
赤血球を破壊する「アリルプロピルジスルフィド」 ネギや玉ねぎなどのネギ類の中には、「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれています。 この成分は人には無害なのですが、犬の体の中に吸収されると溶血という現象を引き起こし、赤血球を大量に破壊してしまう恐れが。1 июл. 2019 г.
犬がたまねぎを食べたらどうなるの?
玉ねぎに含まれる、有機チオ硫酸化合物という成分を消化する酵素を犬は持っていないため、中毒物質となります。 また、玉ねぎや長ネギ、青ネギをはじめとするネギ類(ニンニク、ニラ、わけぎ、らっきょう、あさつき等)に含まれる「アリルプロピルジスルフィド」というネギ類独特の匂いの元となる有機硫黄化合物があります。
犬 中毒 何時間後?
一般的には摂取後48時間以降に症状が認められます。 症状としては粘膜が薄い色になり、尿の色がオレンジ色〜赤色と濃くなり、貧血が重度の場合には輸血が必要になります。 摂取してしまった場合には催吐処置や点滴、毒素吸着剤投与などの治療が必要になりますので、まずはご連絡ください。
犬 チョコレート食べるとどうなる?
チョコレートの原材料カカオに含まれる、カフェインやテオブロミンなどの化学物質を犬が摂取すると、嘔吐や下痢をはじめとする中毒症状を起こします。 テオブロミンは人間には問題ありませんが、犬の体はテオブロミンを分解、排出する能力が低いため、嘔吐や下痢をくり返し、毒素を体外に排出しようとするのです。