愛犬の健康維持に役立つ柿でも、食べすぎはよくありません。 柿を食べすぎると、糖分過多や肥満の原因になったり、便秘を起こしてしまったりすることがあります。 また、犬に必要な栄養素は、柿だけで十分に取れません。 あくまでドッグフードを基本食とし、柿はおやつ、ご褒美として適量を与えることが大切です。
犬に柿を与えても大丈夫ですか?
犬に柿を与えても大丈夫! 基本的には犬は柿を食べても大丈夫です。 柿には犬の体に悪い成分はほとんど含まれておらず、 アレルギー も起こしにくい食材です。 ただ、まれに食べた後に口の周りがかぶれることがあります。 初めて与えるときはほんのひとかけらからスタートし、食べた後の様子をよく観察してください。
犬に渋柿は与えてはいけませんか?
ゆえに、犬に渋柿は与えてはいけません。 干し柿は、原材料が柿だけであれば犬に与えても大丈夫です。 ただし、干し柿は生のものよりも成分が凝縮されており、糖分も高くなっています。 そのため、与え過ぎると、下痢を起こしたり肥満の原因になったりします。
体重1kgの成犬の場合、柿の量はどのくらいですか?
体重1kg の成犬の場合、1日に与えていい柿の量は 大体10g程度 です。 これは柿を1.5cmの厚さの半月切りにしたもの1個の量に相当します。 体重3kg の成犬であれば、 1日20gが適量 です。 小型犬とは体重10kg以下の犬のことをいいます。 日本では、ミニチュアダックスフンドやシーズー、パグ、柴犬などの小型犬が人気です。 体重5kg の成犬であれば、 1日30g程度 を目安に与えることができます。 体重10kg であれば、 1日50g程度 です。 体重25kg以下の犬は中型犬に分類されます。 ブルドッグやフレンチブルドッグ、ビーグルの他、ウィペット、オーストラリアンケルピー、シャーペイといった日本ではあまり知られていない犬もいます。
柿は糖分を制限されていますか?
柿は果物の糖分である「果糖」が多く含まれるため、血糖値の上昇が心配という飼い主さんもいます。 確かに獣医師から糖分を制限されている犬の場合は、与える際に慎重にならなければいけません。 しかし果物から摂取する「果糖」は、食物繊維も一緒に摂取するので、糖分の吸収を抑える作用もあり、血糖値が急激に上がりにくのが特徴です。 大量に食べすぎないことは他の食材でも言えることですが、少量食べるくらいでは問題ありません。 柿100gに含まれる水分量は約80g〜83g、つまり柿の約80%〜83%は水分です。 みずみずしい果汁を含んだ柿は人間も美味しく感じますよね。