犬はもともと、オオカミを祖先とする野性の動物です。 元々は狩猟をし、自らの手で餌を得ていました。 このために犬は、「食べられるときに、食べられる分だけ食べる」という性質を持っています。 すばやく、そして大量に食べるために、犬は早食いの性質を持っていると考えられます。
犬 早食い なぜだめ?
そのため少量で効率的にカロリーの取れるドッグフードを一気食いした場合、犬が消化不良を起こし、嘔吐してしまうおそれもあります。 特に体の小さな小型犬が食事を丸飲みした際には、食べたものが喉に詰まって呼吸困難を引き起こす危険性も。
犬 早食い どうなる?
犬の早食いは肥満になりやすいだけでなく、喉が詰まったり胃捻転なども引き起こす原因になる可能性があります。 食事の回数を2回にする、お皿や与え方を変える、多頭飼いは別々に食べさせるなど環境を見直してゆっくり食べられるように改善していきましょう。
犬 なぜ丸呑み?
犬にとっては、食べ物を丸飲みするのが普通なのです。 もともと野生で生活していた犬は、狩りをして手に入れた食べ物をほかの犬に奪われないように急いで食べなくてはなりませんでした。 そのため、噛まないで飲み込むことが習性となり、それは人間と共同生活を送っている今でも変わりません。
犬飲み込む なぜ?
口に物を入れるのは調べるためや遊びの場合も しかし、犬は好奇心旺盛な動物で、興味の引かれる物を見つけると、何でも調べたくなってしまうのが常です。 また、犬は人間と違って、手で物を持つことができません。 そのため、最も感覚が優れている口を使っていろいろなものを調べます。