肉球があるのは、犬と猫だけではありませんが、人にはありません。 肉球は、主として陸上で生活をする食肉目の足の裏にあるのです。
犬 肉球 何で出来てる?
あのプニプニした感触は、何でできているのでしょうか? 肉球の外側は、角質化した非常に厚い皮膚で覆われていますが、その下は、脂肪と弾性線維(エラスチン)、膠原線維(コラーゲン)が混在した、やわらかくて弾力のある皮下組織から成っています。 犬の肉球の表面は、小さな円錐状突起の集まりでできています。
肉球 どこ?
肉球(にくきゅう、pad)とは、主にネコ目(食肉目)の動物の足裏部に見られる、盛り上がった無毛の部分の名称。 正式には蹠球(しょきゅう)と言うが、肉球の一部を指す「掌球」との混同を避ける目的もあり一般的に肉球と俗称される。
犬の踵はどこ?
では、犬はどのように歩いているかご存じでしょうか? 実は犬は地面にかかとをつけず、人でいえばつま先立ちの状態、つまり指のみで歩いているのです。 この歩き方を趾行(しこう)といいます。 ちなみに馬や牛は蹄(ひづめ)のみで歩く蹄行(ていこう)性の動物です。
犬 肉球 何?
厚くて弾力のある肉球は、犬の体重を支え、歩行時や着地時の足への衝撃をやわらげるクッションの働きをしています。 また、裸足で歩く犬にとっては、さまざまな衝撃から足を保護してくれる靴底代わりでもあります。