犬のしつけは幼い頃から始めるのが理想的とされています。 生後2~3ヶ月までの子犬は社会化期と言われる段階であり、脳が未発達ですので、しつけをしても何のことか理解することができません。 そのため、しつけを始めるなら生後2~3ヶ月経ってからが良いでしょう。 子犬のお散歩はいつからすればいいのでしょうか。 一般的には、最後のワクチンを打ってから2週間ほど経った頃が理想的と言われています。 遅くても、13週齢頃からを指す若齢期という段階に入る前には、初めてのお散歩へ行きましょう。
子犬が散歩に慣れてきたらどうすればよいですか?
子犬が散歩に慣れてくる様子が見られたら、徐々に距離を伸ばしていきます。 悪天候時の散歩は、子犬にとっても飼い主にとっても負担が大きいもの。 雨の日や風が強い日は避け、なるべく穏やかな天候の日を選びましょう。 散歩に慣れないうちは、危険が少ないコースを選ぶのが無難です。 道路の交通量は多くないか、子犬にとって厳しい階段や段差はないか、誤飲の危険性があるものはないかなどをチェックしておきましょう。 子犬が外の環境に慣れないうちは、なかなか前に進んでくれなかったり、歩かずに立ち尽くしたりすることがあります。 そんなときに無理強いをされた子犬は、”散歩嫌い”になってしまう場合もあるのです。 前にも説明した通り、初めての散歩は短距離・短時間を無理なく行うのがベストです。
子犬がお散歩デビューできますか?
子犬がお散歩デビューできるのは、所定の回数の混合ワクチンを受けた後です。 生後2頃にカ月行う1回目のワクチン接種後は、まだまだ免疫が不十分。 この期間は外に出るのを我慢し、すべてのワクチンプログラムを終えるのを待ちましょう。 ただし、16週を超えた月齢の子犬は既にワクチン接種が終わっており、お迎えしてすぐにお散歩できることもあります。
子犬を迎えてから5ヵ月目には、どのくらいの飼い主さんが愛犬の散歩デビューを果たしていますか?
犬を迎えてから5ヵ月目には、82.2%の飼い主さんが愛犬の散歩デビューを果たしています。 また、 79.3%の飼い主さんは、ワクチンプログラムを終えてから愛犬の散歩デビューをしているようです。 子犬を迎えたら、すぐにでも散歩に連れて行ってあげたくなってしまうものですが、そこはこらえて、しっかりリスク管理をしている様子がうかがえます。