麻酔から覚めた後、痛み止め(鎮痛剤)で痛みは極力減らすことができても、むかつきや吐き気、嘔吐は起こることがあり、発生頻度は3人に1人(30%)程度といわれています。 おおむね、術後1日程度でおさまりますが、2、3日続いたり、手術当日は大丈夫でも翌日に発生する場合もあります。
全身麻酔 副作用 いつまで続く?
全身麻酔のあと起こりえること ① のどの痛み:呼吸用チューブの刺激により、のどの痛み(風邪をひいたと きのイガイガした感じ)が生じることがあります。 通常、2〜3 日で自然に 回復します。
全身麻酔後の嘔吐は?
全身麻酔終了後、吐き気や嘔吐を起こす場合があります。 女性や前回の全身麻酔で同様の症状があった場合、長時間の手術などの患者さんでこれらの症状が出やすいと言われています。 吐き気や嘔吐があったとしても、翌日にはこれらの症状はほぼなくなります。
全身麻酔のむかつきは?
全身麻酔のあとで吐き気が続いたり実際に吐いてしまうことがあります。 女性の方や乗り物酔いしやすい方に多く見られます。 吐き気の出にくい麻酔方法や鎮痛手段もありますので、過去に術後のむかつきで苦しまれた方は遠慮なく申し出て下さい。
麻酔後 吐き気 なぜ?
麻酔や手術が始まってから気分が悪くなることがあります。 麻酔の副作用で血圧が下がったことや、手術の操作などが主な原因です。 血圧が低ければ直ちに血圧を上げる薬を使って血圧を上げます。 また吐き気止めや、麻酔の薬によって対処をする場合もあります。