体重が減っている場合はどれくらい減っているかが重要です。 犬や猫がまったく食べない場合、1週間で2~3%体重が減ります。 もしも、少しは食べているにもかかわらず、1週間で2%以上体重が減るようなら、単に食事の量が少なくなったことだけが理由ではありません。 普段よりも消費エネルギーが増えていることになります。
犬痩せるなぜ?
季節要因としては、寒暖差が大きくなり、体に影響が出ることがあります。 例えば、夏になると、暑くて食欲が落ち痩せることがあります。 また、冬になると、雪の多い地域で屋外に生活している犬の場合、寒い中で体温を維持するため消費カロリーが多くなり、痩せていきます。
犬 老衰 何も食べない?
もし、愛犬が急にご飯を食べなくなったら、かかりつけの動物病院で診てもらうようにしましょう。 ご飯も食べない上に、水しか飲まなくなった、もしくは水も飲まなくなったという状態であれば、治療や心構えが必要になってくるかもしれません。 仮に老衰だとしても、点滴で体の水分を補ってあげるだけでまた食欲が戻ってくることもあります。
犬 太ってるかどうか?
太っているか痩せているかの判断は、体重測定以外に「ボディー・コンディション・スコア(BCS)」という判定方法があり、見た目と触った感触を5段階で判定します。 BCSでのチェックポイントは肋骨と背骨、腰骨です。 理想体重の10%から15%を超えてしまうと肥満と判断されます。
何故か痩せていく?
体重減少の原因となる主な疾患 食事量が増加しているのに体重が減少する疾患には、糖尿病、甲状腺機能亢進症などがあります。 また、食事の量が正常、または低下して体重が減少する場合には、悪性腫瘍、感染症、腎疾患、心疾患、消化器疾患、精神疾患、甲状腺機能亢進症、アジソン病などの内分泌系疾患が考えられます。