先ほどご紹介したように、「豆柴」は公式な犬種として認められていないので「柴犬」の血統書になります。 ただ、KCジャパン(日本社会福祉愛犬協会)でのみ、2008年から血統書の発行を始めています。 7 июл. 2020 г.
豆柴は、日本人が古くから愛し続けた犬でしたか?
豆柴は、日本人が古くから愛し続け育成してきた柴犬を、現代の生活環境に順応させるために、体型の小さい柴犬を選んで何代にもわたって交配して作出された犬です。 小さな柴犬は昔から存在した! ? 小さな柴犬は、山岳部の猟師たちによって、ウサギ、テン、ムジナ(穴熊)、タヌキ、キツネなどの小動物の狩猟犬として用いられ、今から60年以上前、第二次世界大戦前までは、日本各地の山間部の農猟兼業農家で飼われていたと言われています。 豆柴は、見た目は、先祖犬である柴犬と同じですが、一目でわかる違いはやはり大きさ。 体高を比べてみると、柴犬は牡38~41cm、牝35~38cmですが、豆柴は牡30~34cm、牝28~32cm。
なぜ豆柴犬は希少価値が高いのですか?
近年普通の柴犬は、年間6万頭~7万頭あまり生まれていますが、豆柴犬は500~1000頭前後で大変希少価値の高い犬種です。 昨今、豆柴というネーミングが浸透してきたせいか、普通の柴犬の小ぶりな子犬を豆柴だと言って販売している所が出てきています。
犬業界において『豆柴』として登録されている団体はありますか?
犬業界において公認されていない団体の中には『豆柴』としての登録を行っているところもあるようですが、日本犬で最も権威のある公認団体である公益社団法人日本犬保存会において豆柴は、独立した犬種としての分類・登録はなく『柴犬』として登録されております。 また、全犬種登録団体の社団法人ジャパン・ケンネルクラブも同様です。 したがって『豆柴』を血統書で判断する際は、公益社団法人日本犬保存会、または社団法人ジャパン・ケンネルクラブ発行の『柴犬』となっていれば信頼出来ることになります。 なお、富士野荘にてお譲りする豆柴は、すべて 公益社団法人日本犬保存会 に血統登録されており、同会の血統書が付きます。
柴犬は狩猟を主目的として飼われていますか?
柴犬はその昔、狩猟を主目的として飼われており、それが、戦後は番犬として飼う人が増え今では家族の一員との考え方が主流となっています。 家族の一員ともなれば、そう安易に決めて良いものではありません。