寝不足や疲れがたまって体調が悪いときや、二日酔いや下痢で体内の水分が減っているときには、体温を調節する身体の仕組みが普段通りに働かないため、熱中症を起こす危険性が高くなります。 糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全、精神神経系の疾患、広範囲の皮膚疾患で治療を受けている人は、熱中症を発生しやすいことがわかっています。
熱中症 誰がなりやすい?
特に熱中症になりやすく、気温や湿度の高い日に注意して生活すべきなのは、乳幼児や高齢者といわれています。 また、次のような人も、年齢を問わず熱中症にかかるリスクは高いため注意が必要です。 肥満の人がなぜ熱中症リスクが高いかというと、皮下脂肪が多いほど体内の熱が外に逃れにくくなるためといわれています。
熱中症 なりやすい なぜ?
熱中症になりやすい人として、高齢者や乳幼児、運動習慣がない人、太っている人、体調がよくない人、暑さに慣れていない人などが挙げられます。 特に高齢者や乳幼児は、体温調節機能の衰えや未熟さによって体内に熱がこもりやすい(体温が上がりやすい)上、暑さを自覚しにくいこともあるため、リスクが高いといえます。
熱中症とはどんな時になるものか?
真夏の気温が高いとき 7月~8月の日中、最高気温が高くなった日に熱中症の患者数が増加しています。 また熱帯夜が続くと、夜間も体温が高く維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなることがわかっています。
熱中症 どれくらいでなる?
熱中症は暑い環境にいることにより短時間で発症するケースがよく知られています。 しかし、暑い場所にいた当日は体調がよかったとしても体内の水分・塩分を失われたままになってしまうことで、その翌日に症状が出ることもあります。 そのため、暑い環境で大量の汗をかいた場合はしっかりと水分・塩分を補給するようにしましょう。