熱中症となった犬には、次のような症状が見られます。 熱中症の症状急激な体温の上昇(40℃以上)のため、口を大きく開けて、ハァハァと息苦しそうに呼吸をしたり、よだれを大量に出すほか、悪心や嘔吐、下痢をしたり、一時的にふらついて倒れてしまうことがあります。
犬の熱中症はどんな症状?
危険な症状 ぐったりしている、チアノーゼ(口の中や舌の色が青紫色)になる、嘔吐や下痢があるといった症状は危険です。 また熱中症の初期段階では体温が高くなりますが、症状が進行して重症になると、ショック状態になり体温が下がってしまうこともあり、注意が必要です。
犬が暑いときよだれ?
また、暑いときもよだれの量は増えます。 人間のように汗をかくことで体温調節のできない犬は、体の熱を放熱させるために口を開けて舌を出して呼吸をします。 このときに吐き出した息と一緒に、口の中の唾液が気化するので、体温を下げることができます。 口が開けっ放しになってしまうためよだれが出やすくなるのです。
犬 急によだれが出る?
様々な病気が原因 口内炎・歯周病・喉頭炎・胃炎・胃拡張・熱中症・てんかん・誤飲などが原因で、よだれの量が増えることがあります。 よだれに加え、熱中症やてんかん発作、吐き気を催している症状がある場合は、すみやかに動物病院で受診しましょう。
犬が吐くのはなぜ?
犬は、病気ではなく生理現象で吐くことがあります。 たとえば、散歩中に草を食べたあとや、水をがぶ飲みしたあと、食べ過ぎた場合など。 苦しそうな様子では吐かず、犬自身が体を正常に保つために行っているので、毎日のように続かなければさほど気にする必要はありません。