妊娠初期に起こる出血に着床出血というものがあります。 着床出血は病的なものでなく、受精卵が子宮内膜に着床するときに起こります。 この出血がいつ起こるかというと、妊娠4週目です。 妊娠4週目というと生理予定日とほぼ同じであることから、生理の出血と区別がつきにくいというのが特徴です。
妊娠初期 出血 どんなの?
妊娠初期の出血量や色の目安 色は赤や茶色であることが多く、出血がごくわずかな場合、おりものに血液が混ざってピンク色のおりものがみられることもあります。 出血が茶色なのは、古い血液で出血から時間を経ていることを意味します。
着床出血ってどんなの?
着床出血の特徴(量・色など) 色は、ピンク・赤・茶色の場合が多いです。 一般的に、「ティッシュに血がついた」程度の少量出血であることが多いです。 着床の際に、子宮を傷つけてしまうと少し痛みを感じる人もいます。 しかし、強い痛みではないことが多いです。
妊娠初期はいつから?
受精卵が着床した日ではなく、着床する直前の生理開始日からが妊娠のスタート。 ここから妊娠13週までを「妊娠初期」と呼びます。
生理の出血量がいつもより少ない 妊娠?
妊娠によっておこる着床出血は、ごく少量の出血(トイレットペーパーに血が付く・下着が少し汚れる程度の出血)です。 着床出血は、生理予定日前後に起こるため、「生理の血が少なくなった」と勘違いする人もいます。 しかし、生理のようにどんどん出血量が増えることはありません。