今のところ認知症を完全に治す薬はありませんが、アルツハイマー型やレビー小体型に対しては薬で症状の進行を遅らせることができます。 また認知症にともなって生じる不安・抑うつ・睡眠障害などは、抗うつ薬・抗不安薬・漢方薬などにより症状を軽くすることができます。 17 авг. 2021 г.
認知症を遅らせる薬ってありますか?
飲み始めに注意 認知症の進行を遅らせる薬「ドネペジル」「ガランタミン」「リバスチグミン」は、飲みはじめや薬の量を増やした時に、吐き気や便が柔らかくなることがあります。 また、眠気やふらつきが出ることもあります。 多くの場合、体が慣れると症状は消えます。 我慢できる状況であれば続けて服薬し様子を見ましょう。
認知症は治りませんか?
一方、アルツハイマー病やレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などは、現在のところ根本的に治す治療法はありません。 ただしアルツハイマー病は塩酸ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、塩酸メマンチンという抗認知症薬で、症状の進行を半年から1年程度遅らせることができます。
認知症は何年続く?
認知症は決して“年のせい”ではない。 多くは数年から10年程度の経過で徐々に生活機能が低下していき,ついには死に至る疾患,との認識が大切である。
認知症ってどういう病気ですか?
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。