認知症には、治療によって治るものと根本的には治らないものがあります。 治らない認知症においては、適切な治療で症状を緩和させることや症状の進行を遅らせることが可能です。
認知症は治せますか?
多くの認知症(アルツハイマー病、脳血管性、その他の脳の変性疾患)は、薬では根治できません。 しかし、抗認知症薬や周辺症状改善のための薬により、症状を改善したり進行を予防できます。 注意しなければいけないのは、薬物治療の効果は二~三割程度と限定的であること。
認知症は何歳ぐらいから?
認知症予防は何歳から始めるべき? 一般に、「脳の老化は40代後半から始まる」と言われています。 実際に、うっかりミスが多くなったり、もの忘れを自覚するのはそれくらいの年齢が多いようです。 認知症の発症リスクを抑えるなら、早いうちから対策をとっておくのがいいでしょう。
認知症はどこまで進むのか?
認知症の進行を4つの段階で理解しよう前兆(軽度認知障害)初期(軽度)中期(中度)末期(重度)認知症はどのように進行していくのですか? - みんなの介護
痴呆症は何歳まで生きるか?
認知症の発症後の生存期間は平均5年~12年 しかし、あくまでも平均の期間であり、10年以上生存するケースもあります。 例えば、日本の久山町研究では、診断からの10年生存率はアルツハイマー病で18.9%、血管性認知症で13.2%、レビー小体型認知症では2.2%となっています※2。