結論から言うと、認知症の患者さんの最後は「食事を摂らなくなります」。 患者さんは元気の時は、食欲は旺盛な方が多いです。 しかし、経過の中で骨折、肺炎、老衰により徐々に食事量が減ってきます。 そして、最後は食事自体を認識することができなくなり、生命的最期を迎えるのです。 6 мар. 2019 г.
認知症の人の最期はどうなる?
認知症発症後の生存期間は研究によって結果が異なるものの、おおむね平均5年~12年くらいの結果になっています。 あくまでも平均なのでもっと早く死亡してしまう場合もありますし、もっと長く生きる場合もあります。 認知症患者の最期としては肺炎や食事をとらなくなって衰弱死という形が多いです。
認知症が進んだらどうなるの?
症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症 何期?
今日では科学者は、症状が認められない早期あるいは発症前の段階、軽度認知障害(MCI)という中期の段階、そしてアルツハイマー病による認知症という3つの病期で進行すると認識しています。
認知症になると何もわからなくなる?
認知症になると何も分からなくなり、徘徊や妄想、興奮など不可解な行動を起こすと考えている人たちがいます。 たしかに認知症の人には、直前のことを忘れたり、今いる場所が分からなくなる、あるいは親しい人のことが分からなくなるなどの症状が現れてきます。 しかしこれは認知症という「病気」が原因で起こっていることなのです。