日本国内では、人は昭和31年(1956年)を最後に発生がありません。 また、動物では昭和32年(1957年)の猫での発生を最後に発生がありません。 現在、日本は狂犬病の発生のない国です。
日本狂犬病 いつから?
1947年(昭和22年)3月に伝染病予防法に基づく狂犬病の患者届出が開始。 1950年(昭和25年)に狂犬病予防法が施行された。 同法の施行により、飼い犬の登録とワクチン接種の義務化、徹底した野犬駆除によって1956年(昭和31年)犬、ヒトの感染報告と1957年のネコ感染報告 後は、狂犬病の発生は確認されていない。
狂犬病 いつからない?
狂犬病は人にも動物にも感染する人獣共通感染症だ。 感染動物の唾液に排出される狂犬病ウイルスの感染によって引き起こされる。 ... 確かに1957年以降、日本では狂犬病の自然発生は見られない。 だが、国内で狂犬病を発症して死亡した日本人が、1957年から2015年までに3人確認されている。
狂犬病はいつまで?
生後91日以上の犬を飼い始めたら30日以内に、区市町村の集合注射又は動物病院で、犬に狂犬病の予防注射を受けさせましょう。 翌年以降は毎年1回、4月1日から6月30日の間に受けさせましょう。
狂犬病 どこの国?
インドや中国などアジアでの発生が大部分ですが、アフリカ、ヨーロッパ、北米・中南米など全世界でみられます。 現在、狂犬病の発生がない国は、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、日本、グアム、ハワイ、フィジー諸島のみとなっています。