日本人の平均体温は36.89度 実は、日本人の平均体温は36.89度±0.34度※と言われています。 驚くことに、37度は日本人の平均的な体温の範囲に入っているのです。
体温の平熱はいくら?
日本人の平均体温は36.89℃ もちろん個人差はありますが、約7割の人が健康な体温と言われる36.5℃~37.2℃の範囲に収まるとされています。 一方、平熱が36℃以下の人は「低体温」といわれます。
高齢者の平熱は何度?
しかし、高齢になると再び低下してきます。 実際に50歳以下の人と65歳以上の高齢者に分けて腋窩温を測った日本の報告によると、50歳以下の平均が36.9±0.3℃なのに対し、高齢者では36.7±0.4℃でした。 高齢者は50歳以下の人より平均値で0.2°C低い値を示しています1)。
微熱とはどれくらい?
医学書の発熱に関する記載を調べてみると、原因不明熱の定義として「38.3°C(=101°F)以上の発熱が3週間以上続く場合…」とか、慢性疲労症候群の診断基準として「微熱(37.5°C~38.6°C)或いは悪寒があり…」とかの表現は見つかりました。
平熱 違い なぜ?
平熱には年齢差があります とりわけ乳幼児は、体重あたりの熱産生量が多いため、もともと体温が高めです。 そのうえ、成人では体表から測る腋窩温などは体の中心の温度(コア温)より低いのですが、乳幼児では筋肉や皮下脂肪が発達していないため、コア温に近い値になります。