天武4年(675年)4月17日に最初の肉食禁止令が発布されてから、明治4年(1871年)12月17日に禁が解かれるまで、実に1200年もの間、日本では肉食を忌避する文化が醸成されていった。
日本 肉食禁止 いつから?
西暦75年に当時の天皇が「肉食禁止令」を発布しました。 厳密にいうと全ての肉が食べられなくなったのではなく、牛、馬、犬、猿、鶏の肉を食べることが禁止されました。 その後約1,200年間、これらの肉食を避ける文化が続きました。 そんな禁止令がある中でも、日本食は発展していきました。
肉食禁止令 いつから?
日本に仏教が伝来すると、仏教の教義による殺生戒めに基づき、675年、天武天皇が最初の食肉禁止令を発布しました。 と、この時禁止されたのは、牛・馬・犬・鶏の家畜と、猿の肉。
日本 肉食 いつから?
日本列島で肉食が始まったのは岩宿時代(旧石器時代)で、この時代の日本は非常に寒くて木の実も満足にとれず、肉への依存度が高かったようだよ。
日本初の肉食禁止令は何?
肉食のタブーも仏教の思想だ。 だから仏教を国教とした大和政権は、国家として肉食を規制した。 675年、天武天皇が牛・馬・犬・猿・鶏を食べることを禁じたが、これが日本最初の肉食禁止令。