RSウイルスは、ヒトが生涯にわたって何度も感染を繰り返すウイルスです。 新生児にも感染し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が初感染します。 毎年、季節性インフルエンザに先行して夏ごろから流行が始まります。 秋に入ると患者数が急増し、年末をピークに春ごろまで続きます。
RSウイルス 何感染?
RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します( ...
RSウイルスは何科?
流行期は、特に気を付けて消毒やマスクなど予防をしてください。 肺や心臓に疾患をお持ちのお子さまや、免疫に問題のあるお子さまは特にお気を付けてください。 「風邪のようだが、熱が下がらないし、咳がひどい」という場合は、お近くの耳鼻科を受診されることをお勧めいたします。
RSウイルス 感染 何度も?
RS ウイルスは一度かかっても免疫ができにくいため何度もかかり ますが、何度も感染するうちに症状も軽くなり、おとなでは咳、鼻水、 微熱などのかぜの症状で済むことが多いとされています。 ただし高齢者で は慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息や慢性心不全の悪化、また肺炎の合 併も報告されています。
RSウイルス 何の略?
RSという名前はRespiratory Syncytial という名称を略したもので、Respiratoryは「呼吸器の」、Syncytialはこのウイルスが感染した培養細胞が多数集まってできる「合胞体(Syncytium)」を指す。