この分娩後の最初の数日間に母乳の分泌量が増え、赤ちゃんが飲める量よりも多くの母乳が分泌された場合、乳房緊満と呼ばれる痛みを伴う腫れが生じることがあります。
乳房きんまん なぜ?
乳房緊満は母乳分泌が多すぎることにより、乳房の腫れ、硬化、痛みを生じる。 授乳時間があらかじめ決められていたり、母親の授乳が困難であったり、母親が新生児から隔離されたりすると、乳房緊満がさらに多くなる。
乳房金満 いつ?
分娩後、エストロゲン、プロゲステロンの急激な低下により、プロラクチンの分泌が始まり、乳汁分泌の機能が開始される。 血液とリンパが乳腺や周辺組織に増加し、熱感や圧痛を伴う状態が乳房緊満である。 通常産褥3~4日ころより生じる。
乳房緊満 産後何日?
産後3日目~5日目頃 溜まってきた乳汁を頻繁に授乳(又は搾乳)しないと、乳汁が溜まり過ぎて乳房がパンパンに腫れます。 両側の乳房に軽い発赤、腫れ、痛みが出ます。
乳房の手当て いつから?
乳頭の皮膚を強くして授乳時,乳頭に皹裂を起したり,細菌感染による,乳腺炎等の予防のため. 手当を行う期間は妊娠6カ月より分娩まで,行つて頂いていますが,何かの原因により子宮収縮のある場合,即ち流早産の傾向のあるときは中止していただきます.