乳腺炎と思ったら、どんな病院・クリニックを受診したらよいの? おっぱいをあげている方は、まずは産婦人科を受診してください。 受診の前に助産師さんに相談してみてもよいです。 症状が長引く場合や、しこりが長く残っている場合、またおっぱいをあげている時期ではない方は、乳腺外科のある病院を受診しましょう。
乳腺炎になったらどうしたらいい?
乳腺炎の症状が出ている側の乳房から先に授乳しましょう。 根気強く頻回に飲ませることがポイントです。 熱が下がらなかったり、授乳しても治まらない場合は、医療機関に相談しましょう。 医師から抗生剤や鎮痛剤が処方されたり、助産師から乳房マッサージを受けることもあります。
乳腺症とは何ですか?
乳腺症とは、30~50代の女性でよくみられる良性の疾患の総称です。 乳腺炎や乳がんのような明確な病気ではなく、ほとんどが女性ホルモンのバランスが崩れによって起きる逸脱症候です。
どれくらいで乳腺炎になる?
初乳から授乳が安定するまで(出産後1-4 ヶ月)、最も乳腺炎が多くみられますし、発熱・痛みが始まってから数時間~1 日で乳腺炎は出来上がってしまいます。
胸が張って痛い 何科?
病院は何科? 胸の付け根に痛みが生じたときは、乳腺外科を受診してください。 ただし、肋骨やその周辺が痛む場合は、内科・整形外科を受診しましょう。
乳腺炎になったら医師に診てもらうべきですか?
乳腺炎になったら、症状が悪化しないうちにできるだけ早く医師に診てもらうようにしましょう。 受診するのは、産婦人科。 38度を超える発熱が見られたとき、頭や体の節々に痛みが生じたり、悪寒を感じたりしたら、病院に行くことをおすすめします。 乳腺炎は触診だけで診断されることが多いですが、場合によって血液検査や画像診断などが行われることもあります。 乳腺炎の治療法としては、うっ滞性乳腺炎の場合は母乳が滞ってしまっていることが原因のため、そのたまった母乳を出すことが大切です。
乳腺炎は、どのような原因で起こりますか?
乳腺炎は、乳管が詰まり母乳が溜まってしまい炎症が起きる「うっ滞性乳腺炎」と、乳腺が細菌に感染して炎症を起こす「化膿性乳腺炎」の2種類があります。 「うっ滞性乳腺炎」は、母乳の通り道である乳管が十分に開いていないことや、赤ちゃんの母乳を飲む力がまだ弱いことなどが原因で、乳汁が乳房に溜まったことで起こると考えられます。 一方「化膿性乳腺炎」はうっ滞性乳腺炎が進行したもので、何らかの原因で傷ついた乳頭から細菌が入り、乳管から乳腺組織の中で広がってしまい起こる乳腺炎をいいます。 乳児が母乳を吸う際に飲みが浅かったり、赤ちゃんに乳歯が生えて乳首を噛んだりしたことで傷が生じ、そこから黄色ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌が侵入します。 どんな人が、どんな時期になりやすいの?
乳腺炎は2種類ありますか?
乳腺炎は、乳管が詰まり母乳が溜まってしまい炎症が起きる「うっ滞性乳腺炎」と、乳腺が細菌に感染して炎症を起こす「化膿性乳腺炎」の2種類があります。 「うっ滞性乳腺炎」は、母乳の通り道である乳管が十分に開いていないことや、赤ちゃんの母乳を飲む力がまだ弱いことなどが原因で、乳汁が乳房に溜まったことで起こると考えられます。 一方「化膿性乳腺炎」はうっ滞性乳腺炎が進行したもので、何らかの原因で傷ついた乳頭から細菌が入り、乳管から乳腺組織の中で広がってしまい起こる乳腺炎をいいます。
はっきりとした乳腺炎の症状がまだありますか?
はっきりとした乳腺炎の症状がまだなくても、「なんとなく胸に違和感がある」「授乳しても胸がスッキリしない」といった異変を感じたときは、乳腺炎になりかけているのかもしれません。 乳腺炎の初期症状として、胸のしこりのほか、熱感や赤み、痛みを感じることがあります。 「痛みはないけれどしこりがある」「なんとなく胸全体が赤い」「おっぱいを押すと痛い」などの異変があったら、乳腺炎を起こしかけている可能性があります。