病原体 急性化膿性乳腺炎の原因菌は黄色ブドウ球菌がもっとも多く、レンサ球菌、大腸菌などもあります。 慢性乳腺炎も細菌感染が原因となります。
乳腺炎 になるとどうなる?
症状としては乳房の熱感、痛み、腫れ、風邪のような全身の不調(発熱や倦怠感(だるさ))が出てきます。 また、乳腺炎で乳管(乳汁の通り道)が詰まると、赤ちゃんが吸ってもいつも通りおっぱいが出てきません。 おっぱいの味が変わることもあります。
乳腺炎になったら 何科?
乳腺外科を受診しましょう。 お産した産婦人科(産科)の先生でも初期対応はしてくれると思いますが、処置が必要な乳腺炎の場合は乳腺外科へ紹介になることが多いです。
乳腺炎はどうしてなるの?
乳腺炎の原因は、おっぱいの通り道である乳管が詰まってしまうことです。 乳管が詰まると管の中の圧力が上がり、また、周りに炎症が起こるために、症状があらわれます。 初めてのお産の方は乳管が細く未発達なためにおっぱいが詰まりやすく、とくに乳腺炎になりやすいとされています。
乳腺炎ってどんな病気?
概要 何らかの理由で乳腺が炎症を起こし、痛みや熱感、腫れを伴う状態のこと。 授乳期に起きる授乳感染症と、授乳と関係なく発症する非授乳感染症がある。 授乳感染症には、乳汁がうまく出ずに乳腺内にたまってしまうことによるうっ滞性乳腺炎と、乳腺に細菌が侵入して感染を引き起こす化膿性乳腺炎がある。
どれくらいで乳腺炎になる?
初乳から授乳が安定するまで(出産後1-4 ヶ月)、最も乳腺炎が多くみられますし、発熱・痛みが始まってから数時間~1 日で乳腺炎は出来上がってしまいます。