解説 「弱冠」の本来の意味は「(古代中国で男子20歳を『弱』といい、元服して冠をかぶったことから)男子の20歳の異称。 また、成年に達すること」(『広辞苑』岩波書店)です。 これが転じて今では「相対的な若さを表現する」場合や「20歳前後の若い人を指す」言い方として使われることが多くなっています。 1 мар. 2004 г.
弱冠 いつまで?
こうした表現は誤りなのでしょうか。 中国の古典「礼記」に「二十を弱という、冠す」とあり、20歳になると冠をかぶり、元服式を行ったことから「弱冠」という語ができたとされます。 「弱冠」は一般に「男子20歳の異称」のことで、20歳以外や女性に使うのは誤りだという考え方があります。
じゃっかん何歳?
そもそも「弱冠」とは、古代中国の周の制度で、男子20歳を「弱」といい、そのときに元服して冠をかぶるところから生まれた語である。 従って、本来は男子20歳の異称であった。 ところが次第に意味が拡大し、20歳に限らず年齢の若いことを言うようになるのである。 では何歳くらいまでが「弱冠」と言えるのだろうか。
若干ハタチ 何歳?
「弱冠」は2つの意味で使われている言葉 「弱冠」は数え年における「20歳の男子」を意味する言葉です。 近年では20歳の男子に限らず「年齢が若いこと」の意味でも使われるケースが多くなっています。 発音が同じ「若干」は「物の量や程度などがそれほど多くない」という意味なので、混同しないように注意しましょう。