18歳から64歳までに発症した認知症性疾患(アルツハイマー型、脳血管型、前頭側頭型、レビー小体型など)を総称して若年性認知症といいます。 20代や30代で発症する場合もありますが、ごく稀な例といって良いでしょう。 40歳までの有病数(推計)は、全国で2,230人です。 平均発症年齢は51歳。
若年性認知症 何歳が多い?
若年性認知症は、高齢者の認知症と異なり、経済的問題が顕著です。 若年性認知症の発症者の多くは、50歳前後の働き盛りの方です。
若年認知症 いつから?
認知症は、一般的には高齢者に多い病気ですが、65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」とされます。 若年性認知症は働き盛りの世代で発症するため、ご本人だけでなく、ご家族の生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。
認知症は何歳ぐらいからなる?
認知症予防は何歳から始めるべき? 一般に、「脳の老化は40代後半から始まる」と言われています。 実際に、うっかりミスが多くなったり、もの忘れを自覚するのはそれくらいの年齢が多いようです。 認知症の発症リスクを抑えるなら、早いうちから対策をとっておくのがいいでしょう。
若年性認知症 なぜなる?
厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究推進事業)「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究」(2006年度~2008年度調査)によると、若年性認知症の原因疾患には、血管性認知症(39.8%)、アルツハイマー病(25.4%)、頭部外傷後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5% ...