心房細動が出たら要注意 心房細動によって心房内に血栓(血の塊)が形成され、その血栓が大動脈を経由して脳の血管に飛び、塞いでしまうことがあるからです。 そのため、症状の出ていない僧帽弁閉鎖不全症であっても、心房細動が生じている場合は、手術を検討することがあります。
僧帽弁閉鎖不全症 息切れ なぜ?
自覚症状は僧帽弁閉鎖不全症の原因や重症度、発症の仕方によってさまざまですが、肺や心臓に関連した症状が多く現れます。 異常な血液の流れによって肺に負担がかかると、強い息切れや呼吸困難が生じます。 また、心臓に負担がかかり続けると心機能が低下し、息切れや疲れやすさ、不整脈、 動悸 どうき などが現れます。
心房細動から心不全 なぜ?
心房が有効に収縮しないため、心房から心室へ十分に血液が送れなくなったり、心房細動に伴う頻脈が続いていると心室のポンプ機能が低下したりすることによって、最終的に心不全に至ることもあります。
心房細動 なぜ?
加齢に伴い、弁膜症や心筋症、狭心症、心筋梗塞、高血圧、糖尿病などの病気にかかったり、ストレスや飲酒、喫煙、過労、脱水、睡眠不足などが続いたりすると、心房細動が起こる可能性が高まります。 心臓に負担がかかってしまい、通常の状態ではあり得ない心房全体での電気興奮が無秩序に起こることが原因です。
僧帽弁狭窄症 心不全 なぜ?
僧帽弁狭窄症とは、この僧帽弁の開きが悪くなり、心房から心室への出口が狭くなることで、血液が流れにくくなる病気のことをいいます。 なかなか血液を押し出すことのできない左心房の内側は圧が上がり、肺に負担がかかるため心不全の原因となります。