背が伸びるのは、骨が成長するからです。 ひとの体には約200個の骨がありますが、なかでも足の骨と背骨は身長の発育に最も関係しています。 細長い形をした骨の両端には、骨端線(こったんせん)とよばれる細胞が活発に増えている部分があり、この部分から骨が伸びていきます。
身長が伸びる なぜ?
一言でいえば、背がのびるのは、足の骨(ほね)や背骨(せぼね)がのびるからです。 骨にはとなりの骨と連結しているところに、軟骨(なんこつ)というやわらかい部分があります。 骨がのびるときは、まずこの軟骨が大きくなります。 軟骨は、先に成長したところから順にかたくなり、それが骨となって、少しずつ骨が大きくなっていくのです。
どうやったら身長が伸びるのか?
身長を伸ばすためには、栄養をバランスよく摂取し、休息をしっかりととることが必要です。 つまり普通の生活を心がけるということです。 練習や試合をしたらしっかりと栄養を摂取し、ストレッチなどで体をケアし、ぐっすり眠ることに取り組むことが結果的に成長につながります。
身長 なぜ伸びなくなる?
身長が伸びない病気は、主にホルモン分泌の異常、染色体異常、骨代謝の異常のほか、出生時のトラブルが引き金となった病気があります。 どの病気も低身長以外の症状も見られることがほとんどです。 不安があれば病院にかかりましょう。
身長はいつまで伸びるのか?
成長スパートの時期を過ぎると、身長の伸び率(1年あたりの伸び幅)は徐々に減少し、一般的に男女共18歳頃には身長の伸びが止まります。