月経不順があっても、排卵があればさほど心配はありません。 しかし、排卵が無いようなら要注意です。 将来妊娠しにくくなったり、肩こり、頭痛、肌荒れといった更年期症状のような症状がでてくると、早発閉経(40歳未満の閉経)が心配になります。
無月経 何が悪い?
しかしこの時期に無月経が続き、女性ホルモンの量が少なくなると、骨の密度は低い状態にとどまってしまいます。 そのため、骨粗鬆(しょう)症になる恐れが将来にわたって続くのです。 他にも、摂食障害を伴っていたり、うつや、不妊症に結びつく恐れもあります。
生理不順はなぜおきるのか?
月経不順の原因は、疲労やストレスによるホルモンバランスの乱れが考えられる。 ホルモンバランスが乱れることで、機能性子宮出血、黄体機能不全症、多嚢胞性卵巣症候群といった病気を引き起こし、ホルモン分泌の異常が生じることもある。 また、更年期が近づくにつれ、月経不順が起こりやすくなると考えられている。
生理ってどのくらい遅れていいの?
生理の周期が25日から40日くらいの人はおおむね正常です。 生理のくる日が前後に1周間ほどずれるのもおおむね正常です。 おおよそ95%の人は問題ないと考えられています。
生理がこなくなるとどうなる?
無月経の女性のほとんどは、卵巣からの排卵がありません。 このような女性は妊娠することができません。 無月経が長期間続くと、閉経に関連して生じる問題と同様の問題が起こることがあります。 例えばホットフラッシュ(ほてり)、腟の乾燥、骨密度が低下(骨粗しょう症)、心臓と血管の病気のリスク上昇などです。