生理前のニキビは、皮脂の分泌を盛んにするプロゲステロンの作用が関係している場合があります。 生理前になると、あごや口のまわりにニキビや吹き出物ができることがありますね。 これは、女性ホルモンのひとつ、プロゲステロンが増えるために起こるもの。 プロゲステロンには皮脂の分泌を盛んにする作用があるのです。
生理前 なんでニキビ?
生理前になると、卵胞ホルモンが減り、黄体ホルモンの方が多くなります。 黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあるため、皮脂の量が増え、顔が脂っぽくなったり、毛穴がつまりやすくなったりして、ニキビができやすくなります(肌の不安定期)。 また生理前は、肌だけでなく、心も不安定になりがちです。
生理前のニキビ いつから?
黄体期(排卵後~月経前の週) 肌はニキビができる、脂っぽい、肌荒れしやすいなど不安定な時期。 人によってはほてりを感じることも。
生理前 ニキビ どうする?
ニキビができやすい生理前は、いつも以上に「規則正しい生活」や「食生活」に気を付けましょう。 睡眠はたっぷりとり、ニキビ予防に効果のあるビタミンを多く含む食品も積極的に摂るのがおすすめです。 また、皮脂の分泌量が変化する時期でもあるので、スキンケアの際には、肌の調子をみながら水分と油分を補いましょう。
思われニキビはどこにできる?
実は、"想われニキビ"と言われるあご周辺のニキビは、大人ニキビとも言われ、20歳以降に悩む人の多いニキビなのです。 思春期のニキビが、額や鼻の周囲など、いわゆる「Tゾーン」にできやすいのに対し、大人ニキビは、口もとやあごの周辺、頬、首などいわゆる「Uゾーン」にできやすく、思春期のニキビに比べて治りにくいのが特徴です。