月経の前になると、理由もなくイライラしたり落ち込んだり、体がだるく感じたりする女性は案外多いもの。 これは月経開始の3~10日前の「黄体期」と呼ばれる期間に表れる精神的、身体的症状で、「月経前症候群(Premenstrual syndrome/PMS)」と呼ばれています。
生理前のイライラ いつまで続く?
「月経前症候群(PMS)」もその一つです。 PMSは、月経前の3~10日の間に続く精神的または身体的な症状の総称で、特定の精神症状には「月経前気分不快障害(PMDD)」という病名がつけられています。
生理前 いつもよりイライラする?
生理前にはセロトニン分泌が減少し、イライラの一因に 同時にイライラしたり落ち込んだり、メンタルも不安定に。 この心身の不調をPMS(月経前症候群)といいます。 女性の体内では、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが周期的に増減しています。
生理前 不機嫌 いつから?
月経前不快気分障害(PMDD)の診断基準(DSM-5) ほとんどの月経周期において、月経開始前最終週に少なくとも5つの症状が認められ、月経開始数日以内に軽快し始め、月経修了後の週には最小限になるか消失する。
生理前にイライラするのはなぜ?
イライラが湧いてきてしまうのは、ホルモンの変化により脳に余計な負担がかかってしまうから。 脳が疲れている状態になると、気分が落ち込むというよりも イライラして人や物に当たりたくなってしまうといわれています。 脳を休めることでイライラを鎮めやすくなります。