生理中は、子宮を収縮させ、はがれ落ちた子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをする「プロスタグランジン」が分泌されます。 この分泌が多いと、子宮の収縮が過剰になって陣痛のような下腹部や腰の痛みの原因になります。
生理痛 誰でも?
生理痛は女性なら誰にでも起こるものです。 しかし、誰でも経験するものだからといって、痛みを我慢する必要はありません。 自分がつらいと感じたのなら、我慢せずに痛み止めを服用しましょう。 あまりにつらい場合は医療機関を受診してみることも大切です。
生理痛はなぜ起こるのか?
生理痛は、経血を押し出すために子宮が収縮することで起こります。 子宮を収縮させる働きをしているのが、子宮内膜が産生する「プロスタグランジン」という物質です。 プロスタグランジンが必要以上に分泌されると、子宮が強く収縮し、痛みも強くなります。
生理 めまい なぜ?
生理前はホルモンバランスが崩れやすく、神経伝達物質や脳内ホルモンに異常が生じることがあります。 これによって自律神経の働きが乱れると、ふわふわめまいなどの不調が起こります。 上記の症状は、PMS(月経前症候群)と呼ばれています。 特にストレスを多く抱えていると、自律神経が乱れやすい傾向があります。
生理痛 吐く なぜ?
プロスタグランジンは、子宮収縮を促して経血の排出をスムーズにしてくれるホルモンですが、この分泌量が多すぎると収縮が強くなって腹部に痛みを誘発します。 このプロスタグランジンは、子宮に加えて胃を収縮させる作用もあるため、過剰に分泌されると胃の不快感=吐き気となって現れるのです。