生理のときに出る経血は、妊娠に向けて成熟した子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに排出されたものです。 ホルモンの働きによって子宮収縮が起こることで、不要になった子宮内膜を体外へ押し出して排出します。 剥がれ落ちたばかりの子宮内膜は、ドロッとした血液の塊です。
生理 レバー なぜ?
経血は子宮の内膜がはがれて出血が起こり、一度固まった血液が酵素の働きで再び溶かされて体外へ出たものです。 通常は塊のまま出てくることはないのですが、子宮内膜が厚すぎて酵素の量が足りずに溶かしきれない場合は、レバーのような塊として出てくることがあります。
生理の出血 なぜ?
月経血は、子宮内膜がはがれ落ちたときに血管が断裂して起こります。 ですから、生理の際に流れる経血には、子宮内膜の組織が含まれています。 そのほとんどは酵素の力でサラサラの液状になっているため、塊にはなりません。 しかし、月経量が多いとそのまま血の塊として出てくることがあります。
生理とは何なのか?
月経(生理)とは一定の周期で反復する子宮内膜からの出血のことです。 生理は昭和22年に労働基準法で「生理休暇」という制度ができたときに使われ始めた言葉のようです。 医学的には「月経」と言います。 女性ホルモンは常に周期的に変化していて、卵巣や子宮に影響を与え、妊娠や出産の準備を整えています。
生理の血が黒いのはなぜ?
黒い血を見てびっくりする人もいるでしょう。 これは体外排出に要する時間が長くかかったため、酸化が進んだことを意味します。 生理周期が安定しない人に良く見られる症状です。