一方、がんが食道の壁外に広がり、肺や背骨、大動脈の方へ広がると、胸痛や背部痛が出現します。 気管や肺へ広がると、咳や血痰が出ます。 また、食道のすぐ傍の神経を巻き込むと、嗄声(させい)と呼ばれる、声がかすれる症状が出現します。
食道癌 嚥下障害 なぜ?
食道がんの手術では、食道と胃の機能が失われ、嚥下障害が起こり誤嚥しやすくなります。 縫合不全(ほうごうふぜん:食道と胃のつなぎ目がくっつききらにこと)、吻合部狭窄(ふんごうぶきょうさく:食道と胃のつなぎ目が狭くなること)、声帯の神経麻痺なども原因になります。
食道癌 腸ろう なぜ?
腸 瘻 通常食道癌の手術では右の図のように食道と 胃の一部を切除し、「胃管」を作成して食道 の再建を行います。 胃が使えない患者さんで は結腸を使います。 また術後は経口摂取量が 不足するため腸瘻を作成します。 経腸栄養を用いて経口摂取の不足分を補います。
食道癌 反回神経麻痺 なぜ?
3) 反回神経麻痺: 食道がん手術の場合、反回神経と呼ばれる左右1対の細い神経沿いのリンパ節に転移を 起こしやすいためこの部分の郭清が重要となりますが、この神経は細く非常に弱いために、 手術操作によりこの神経が障害を受け麻痺することがあります。
食道がんの抗がん剤何クール?
治療は4週間を1サイクルとし、副作用の問題がなければ退院することができます。 その後は2週間から3週間ごとに抗がん剤治療を繰り返します。 定期的に検査で治療効果を判定し、有効であれば繰り返すというスケジュールで行われます。
