まずタバコを吸いたくなる理由。 食事の後、特に満腹時には消化作業のために血液が胃に集まってくる。 すると脳の血液(酸素)が足りなくなり、頭がボーっとしてくる。 これがニコチン摂取による血管収縮の時とよく似ているために、さらにタバコを吸おうとしてしまう。
なぜタバコを吸いたくなるのか?
タバコを吸うと、ニコチンが数秒で脳に達し、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。 ドパミンが放出されると、喫煙者は快感を味わいます。 同時に、またもう一度タバコを吸いたいという欲求が生じます。 その結果、次の1本を吸って、再び快感を得ても、さらに次の1本が欲しくなるという悪循環に陥ります。
どうしてもタバコが吸いたい時?
その他の対処法(吸いたくなったら・・・)1ゆっくり深呼吸をする2冷たい水やお茶を飲む3歯を磨く4昆布やガムを噛む5体操や散歩等、軽い運動をする(体を動かす)6食後は早めに食卓を離れる7たばこに近づかない(吸っている人や自動販売機等)8禁煙を決意したときのメモを再度見る禁断症状の対処法|第2回 あなたはどの方法にしますか?|たばこ ...
いつまでたってもタバコが吸いたい?
禁煙開始後2~3日をピークに禁煙の離脱症状(禁断症状)が現れます。 その後個人差はありますが、症状は緩やかに10~14日ごろまで続きます。 この離脱症状(禁断症状)には、いくつか種類があります。 禁煙開始後数日間は「たばこが吸いたい!」という気持ちが1日数回出現することもあります。
タバコを吸い続けるとどうなるのか?
タバコを吸い続けると気管支や肺胞に炎症が起こり、最終的には肺胞が破壊され、肺が空洞化させる危険性があげられます。 また、呼吸機能は著しく低下し、呼吸不全の原因にもなり得るとされています。 このような症状を引き起こす肺の生活習慣病として、最近問題となっているのが「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」です。