糖尿病かどうかを診断するときの検査では、ブドウ糖溶液を飲んでから120分後の血糖値が意味をもっていますが、治療の指標として考えた場合、ふつうの食事に要する10〜20分の差はあまりこだわる必要はなく、食べ始めてからおよそ2時間後とお考えください。 24 мая 2006 г.
食後血糖 何時?
食後の血糖測定はいつすればいいのでしょうか? 現在様々な議論がありますが、結論から申し上げますと、「食後2時間値」を測定するようにしましょう。 日本糖尿病学会 糖尿病診療ガイドライン2019(糖尿病をこうやって治療しましょうというルールブックのようなものです)では、食後血糖値は「2時間値」を採用しています。
食後 血糖値 いつから上がる?
食事や間食をすると、その直後から血糖値が上がります(図)。 その後、健康な人ならインスリンが十分に働いて、食後2時間もすると食べる前と同じ値まで戻ります。
食後高血糖 食後 何時間?
インスリンの働きが正常だと上昇の程度はゆるやかで、まもなく正常値(110mg/dl未満)に戻ります。 しかし、インスリンの分泌になんらかの異常があると、血糖値が急上昇し、その状態が長く続きます。 目安として、食後2時間たったときの血糖値が140mg/dlを超える場合、食後高血糖とされます。
食後 血糖値 いつまで?
健康な人でも糖尿病予備群でも、食後の血糖値は上昇します。 健康な人では血糖値が上昇すると、すい臓から適切な時間に適切な量のインスリンが分泌され、その働きによって血糖値は低下し、食後約2時間後には空腹時の値に戻ります。