用途 防腐作用があるため、即身仏(ミイラ)に塗布したり、水中で用いる魚網や釣り糸の防腐と、強度を増すために古くから用いられてきた。 また、木工品や木材建築の塗装の下地塗りにも用いる。
柿渋いなぜ?
柿の渋み成分は「タンニン」という水溶性で水に溶ける物質です。 渋柿をそのまま食べると、タンニンが唾液に溶けることで、私達は「渋み」を感じます。 渋抜きは、このタンニンを水に溶けないようにする(=不溶化する)ことで、口に入れても唾液に溶けないようにしています。
柿渋 何回?
木材への塗り方について 発色の様子を見て、2回目を塗るなどしてください。 柿渋は、原液でしたら一回塗りでも十分発色します。 (ただし、塗布直後の色はごく薄く、濃い発色までに一ヶ月程度はかかると思います。)
和傘に柿渋が使われていますか?
和傘の材料は主に竹/和紙/柿渋(糊)/漆(カシュー)/油である。 全て自然のもので作ることができる。