食物アレルギーの症状は皮膚や、呼吸器、消化器など身体のさまざまな臓器にあらわれます。 およそ90%に皮膚症状、およそ30%に呼吸器症状や粘膜症状が認められます。 これらの症状は、1つだけがあらわれる場合もあれば、急に複数の臓器に症状があらわれることもあります(「アナフィラキシー」といいます)。
食物アレルギーは何科を受診?
内科、またはアレルギー科を受診しましょう。
食物アレルギー どうなる?
食物アレルギーの症状は皮膚症状が最も多い 食物アレルギーの症状で最も多くみられるのは、皮膚症状(かゆみ、じんましん、赤くなるなど)で、9割近い人にみられます。 ほかに、咳、目のかゆみ、鼻水、吐き気や腹痛など、人によりいろいろな症状が現れます。 ときにアナフィラキシーという重い症状が現れ、命に危険が及ぶこともあります。
食物アレルギー どんなの?
「食物アレルギー」という言葉は、多くの場合は食べてからすぐに症状がおきる「即時型アレルギー」の意味で使われます。 症状は、食べた直後から1時間後、遅くとも4時間以内に見られます。 じんましんや紅斑(皮膚が赤くなること)、浮腫(むくみ)が一番多い症状ですが、咳・喘息発作、嘔吐・腹痛・下痢などが見られることもあります。
食物アレルギー 何型アレルギー?
アレルギー反応には大きく4つのパターン(Ⅰ~Ⅳ型)がありますが、一般的に食物アレルギーや花粉症などはⅠ型アレルギーに分類されます。