(2)口腔アレルギー症候群 ある特定の果物や野菜などを食べると口周囲の発赤や口腔内の腫れ、のどの痛みや違和感などが生じる病気です。 症状があらわれても、多くは食後しばらくすると自然に軽快します。 この病気は果物や生野菜に含まれるアレルゲンが、口腔内粘膜に触れて起こる反応で、体内のIgE抗体が関係しています。
食物アレルギー のどの痛み?
食物アレルギーの一種である口腔アレルギー症候群は、生の果物や野菜、大豆(主に豆乳)などを食べたあとに、唇や口の中、のど、耳の奥などにかゆみや腫れ、痛みなどを感じるものです。 この食物アレルギーは特定の植物の花粉症と関連があるとみられています。
アレルギー性 のどの痛み?
症状が長引いたり強い場合には、一度耳鼻咽喉科を受診しましょう。 なかには花粉症で、耳がかゆくなるという人もいます。 花粉症によるのどの痛みは、アレルギー性咽喉頭炎でのどそのものがやられる場合もありますが、のどにまで落ちてきた鼻水や鼻汁(後鼻漏)がのど粘膜を傷め、ウイルスや細菌が繁殖して炎症を起こす場合もあります。
食物アレルギーは何科を受診?
内科、またはアレルギー科を受診しましょう。
食物アレルギー どのような症状?
摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介してじん麻疹・湿 疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。