脱酸素剤、シリカゲル乾燥剤、エタノール揮散剤、保冷剤の中身の粉末を誤って食べたり、食物と一緒に煮込んで食べた場合、特に異常がなければ特別な処置は必要ありません。 異常がある場合は医師の診断を受けて下さい。 石灰乾燥剤は発熱反応とアルカリ性によって粘膜を刺激する作用があります。
シリカゲル なぜ食べてはいけない?
安全性 シリカゲルは純度の高い(99%以上)二酸化ケイ素から出来ていますが、実はこの二酸化ケイ素は、水晶や石英の成分と同じ物質なのです。 もちろん毒性はありませんし、体内で消化吸収されないので、間違って食べてしまっても中毒を起こす心配のない、安全な物質です。
シリカエタノール食べたらどうなる?
開封時にエタノールはほとんど揮発しているため、エタノール中毒の心配はほとんどない。 また、担体のシリカゲルは腸管から吸収されずそのまま排泄されるので、普通の誤食では中毒症状が現れることはない。 しかし、大量摂取時にはエタノール中毒の可能性がある。 全身の熱感、顔面紅潮、発汗、悪心、口渇。
脱酸素剤 食べたらどうなる?
脱酸素剤を誤って食べてしまったら 脱酸素剤の主成分は、黒い鉄粉、無機塩類、ビタミンC、色素など。 いずれも毒性はなく、公的機関の急性毒性試験によって安全性が確認されている成分です。 粉末を誤って食べても中毒の心配はなく、基本的に健康に害はありません。 消化されることなく、自然と排泄によって体外に出てくるでしょう。
犬が乾燥剤を食べたらどうなるか?
致死量は、体重1kgあたり15g程度とも言われていますが、少量(よくあるちっちゃい袋)を食べたくらいなら、ほとんど無害です。 ただし、たまに口の中がただれたり、嘔吐や下痢をするときもあります。 また、袋ごと食べてしまった場合は、腸閉塞の可能性があるので注意が必要です。