しゃっくりとは、胸とお腹の中にある横隔膜【おうかくまく】という部分が、自然にけいれんすることによって起きる症状です。 そのほとんどはすぐおさまるので心配のないですが、止まらずに48時間以上続く場合、まれですが1ヶ月以上続く場合もあります。
しゃっくり 何日も続く?
2日以上の長期間しゃっくりが続く場合は、難治性しゃっくりの可能性があるため要注意です。 またしゃっくりとともに、頭痛・痺れ・平衡感覚消失・筋力の低下などの神経症状がある場合も注意が必要です。
しゃっくりが止まらない時は何科?
脳神経内科医は、けいれん発作や、不随意運動を専門としています。 そのため、横隔膜の不随意運動であるしゃっくりも脳神経内科医が専門となります。 そのため総合病院などの受付で、しゃっくりが止まらないと訴えると、脳神経内科の受診となります。
しゃっくりが出るのはどういう時?
よく見られる原因として、アルコール摂取や大量喫煙・早食い・一気飲み・暴飲暴食による急激な胃拡張などが挙げられます。 他にも急に大声や高い声を出したり、大笑いしたりすることも引き金になります。 また、精神的ストレス、睡眠薬や抗がん剤などの強い薬の副作用などによっても起こります。
しゃっくり 何回も出る 子供?
子どもの場合、しゃっくりの原因となる大きな病気はありませんが、もしも、24時間以上1回も止まらずにずっとしゃっくりをし続けるようなことがあれば、念のためかかりつけ医を受診してください。