温かい空気は冷たいものに触れると結露するように、湯気は鼻の奥にある鼻腔(びくう)の冷たい粘膜に触れると、水滴になる。 鼻の粘膜にある鼻水は水分で希釈される。 熱いものを食べたときの鼻水が水っぽいと感じるのは、そうしたメカニズムがはたらくためだ。 10 июн. 2017 г.
辛いと鼻水 なぜ?
カプサイシンをとると、強い刺激が口から伝えられ、瞬時に体が副交感神経の働きを高める反射が起きることが知られています(参考6)。 この働きが過剰になると、体の様々な部分で副交感神経が働き、口の中では唾液の分泌が増え、鼻では鼻水を出し、頭皮に汗をかき、涙腺では涙を多く分泌したり、血管が広がって顔が赤みを帯びたりします。
風邪でもないのに鼻水が出るのはなぜ?
寒暖差アレルギーは、日夜の気温差や屋外と室内の温度差など、寒暖差の大きい環境において、透明でサラサラとした鼻水や鼻のムズムズ感、くしゃみといった症状がでる疾患です。 こうした症状が花粉症のような、いわゆるアレルギーに類似しているため「寒暖差アレルギー」と呼ばれていますが、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ぶのが正確です。
夏 くしゃみ なぜ?
くしゃみ、鼻水、鼻づまりの他、食欲不振、不眠、イライラする、疲れやすいといった症状がみられ、一般的には、7℃以上の気温差がある場合に起こるといわれています。 気温の差が刺激となって鼻粘膜の血管を広げ、内部が腫れることにより、これらの症状を引き起こしていると考えられています。
鼻水が出るのはどうして?
実は、鼻水は体を守るために大切な 働きをしています。 鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。