1.睡眠の役割 現在、睡眠は脳の疲労を回復させるためにあると考えられています。 それから、記憶の整理、定着をするために必要ともいわれています。 睡眠不足になるとひじょうに不快な気分となったり、徹夜で勉強しても能率が上がらず、またすぐに忘れてしまうのは誰もが経験していることではないでしょうか?
睡眠は何のためにするのか?
人間の脳はとてもデリケートな構造となっており、睡眠不足が続くと、脳の機能低下につながりかねません。 そこで、睡眠という形で脳の休息をとったり、メンテナンスをしたりすることが求められるのです。 もちろん疲労回復という意味でも睡眠は必要不可欠です。 どんなに体力がある方でも、睡眠時間はきちんと確保する必要があります。
人はなぜ寝るのか 学説?
1つは、人間には体内時計があり、昼と夜のリズムを刻んでいて、そのリズムによって眠くなるというもの。 もう1つが、起きていると何らかの物質が溜まり、眠気が強くなるというものです。 この2つが連動して人は眠るということが考えられています。 一方、睡眠が不足すると、様々な障害が起きてしまうという研究も行われています。
寝るとどうなる?
睡眠の代表的な効果は心身ともに疲労を回復させることです。 睡眠のリズムの中で、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。 脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上します。
なぜ人は寝るのか チコちゃん?
気になるチコちゃんの回答は「飢え死にしないため」という。 飢えと睡眠はあまり関係がなさそうだが、どういうことなのだろうか。 私たち人間をはじめ、すべての生き物はご飯を食べて、それをエネルギーに変換しその中から生きていくために必要なエネルギーを消費している。