血痰は上記のようにさまざまな病気が原因となりますので、医療機関への受診をお勧めします。 医師にて問診・診察され出血源を探すこととなります。 鼻の中・のどからの出血であれば「耳鼻咽喉科」の専門家へ、血痰・喀血であれば「呼吸器科」へ、吐血であれば「消化器科」に紹介されるでしょう。
痰に血が混じる 病院 何科?
今すぐにあわてる必要はありませんが、可能であれば呼吸器内科のある医療機関の受診をお勧めします。 すでに血痰の出る何らかの病気を持っており、主治医から十分に説明を受けている場合 主治医から血痰が出る可能性、どのような場合に受診が必要かを予め十分に説明を受けている患者さんはその指示に従うのがよいでしょう。
痰に血が混じる なぜ?
血痰が認められた場合、肺癌、肺結核、非結核性抗酸菌症、気管支拡張症、肺炎、肺アスペルギルス症、肺梗塞、心不全など種々の原因が考えられます。 また抗凝固剤を服用していると血が固まりにくくなり出血しやすいと考えられます。
血痰 どこからの出血?
血痰とは、肺や気管支からの出血により血が混じり、赤や茶色のように見える痰のことです。 口や鼻からの出血が原因である場合は血痰ではありませんが、自分で見分けることが難しい場合もあるため注意が必要です。
喀血 どこ?
かっけつ【喀血 hemoptysis】 出血部位は喉頭,気管,気管支,肺実質などさまざまであり,気管支拡張症,肺結核,各種の肺炎,肺癌,気管支炎,肺化膿症,肺梗塞(こうそく)などが,鑑別すべき疾患である。 気管支拡張症は,全年齢層を通じて喀血,血痰の最も頻度の高いものである。