たんをともなうせきの原因の多くは、かぜによるものです。 この場合は安静にしていればそれほど心配ありませんが、発熱や呼吸困難をともなうようなとき、黄色いたんが出るようなときなどは、肺の病気が考えられますので、すぐにかかりつけの医師に診てもらうべきです。 痰(たん)を伴う咳の場合は、喉を直接湿らせることで痰(たん)を体外に排出しやすくなります。
痰が絡む 何科を受診?
なかなか治らない患者さんは一度、のど・鼻を診る耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。 口の中からのどの奥、気管支まで粘膜の状態を詳しく診てもらい、また鼻もあわせてチェックを受け、しっかり治療してもらうとほとんどの方は良くなります。 痰が何か大きな病気の原因、前触れになることはあまりなく、心配しなくても大丈夫です。
痰が絡むのはなぜですか?
痰が絡む理由 痰が絡むのは細菌やウイルスに感染したり、汚れた空気やホコリを吸い込んだりしていることが原因です。 健康な状態でも痰は分泌されていますが、普段は粘性が少なくサラサラしています。 しかし体に異物が侵入すると、それを押しだそうとするため粘り気が増して絡むようになるのです。
喘息は何で痰が出るの?
1−2.喘息の痰の特徴 喘息は、気道とよばれる空気の通り道に炎症が起こっている病気であるため、炎症を起こしている部分から痰の分泌量が増加したり、喉がイガイガするなどの症状が出る場合があります。 喘息の痰は透明であることが多く、黄色く濁ってドロドロしている痰とは性状が異なる場合が多いです。
喀痰を伴う咳嗽はどれか?
一方、喀痰を伴う咳は湿性咳嗽という。
咳や痰をとめるにはどうすればいいですか?
咳や痰(たん)をとめるにはどうしたらいい? 咳や痰(たん)は、気道内の細菌や異物などを吐き出す働きがある為、むやみに止めるべきでありませんが、睡眠など日常生活に支障が出てしまうようなら対処しましょう。 一番の対処法は、乾燥を防ぐことです。 洗濯物を干したり、加湿器を使用して部屋の湿度を保つのもいいですが、他にも次のような対策がオススメです。 横向きは、うつ伏せや仰向けより気道を確保できます。 うつ伏せや仰向けで気道を圧迫する体勢では、咳が出やすくなってしまうのです。 また、寝るときに上半身側が少し高くなっているような姿勢にすることも効果的です。 それにより、呼吸がしやすくなり咳が軽減されます。 寝るときに上半身側が少し高くなるように何か下に敷くなど、試してみましょう。
痰(たん)を伴う咳はどうすればよいですか?
痰(たん)を伴う咳の場合は、喉を直接湿らせることで痰(たん)を体外に排出しやすくなります。 ただし、ウーロン茶は油を分解する効果があり、喉に必要な油まで分解してしまうので避けましょう。 オススメはハチミツ生姜湯です。 生姜は体をあたためてくれ、冷え性にも効果があります。 ① お湯を沸かします。 ② おろした生姜とハチミツを入れてよく混ぜる。 ③ お湯を注いで混ぜる。
なぜ痰が止まらないのですか?
痰が止まらないという方は、一度自分の痰の色を見て、どのような色なのかを確認し、下記の表を参考に判断してみてください。 細菌や細胞成分(白血球、上皮細胞など) が混入すると、黄色や緑色などの 膿混じりの痰 が出ます。
喀痰とは何ですか?
喀痰(かくたん)は一般に痰と呼ばれています。 咳嗽(がいそう)は咳のことです。 喀痰は主に咳をしたときに喉のほうから出てくる粘液状のものです。 一言で痰といってもいろいろな性状があります。 咳嗽は肺や気道から強制的に空気を排出するために起こります。 気道内に喀痰や異物があると反射的におき、体を守っています。 気道はいつでも濡れた状態にしておくために分泌液が出ています。