糖質をエネルギーとしてしっかり使うために欠かせない食物繊維。 糖質と食物繊維がセットでとれる食品の代表は、米や小麦、そばなどの「穀類」です。 ただし注意したいのは、「精白したものは食物繊維が減っている」という点です。 解決策として、白いごはんを食べる時は、玄米や押し麦、雑穀などを加えると食物繊維が増やせます。
糖質 何に入ってる?
糖質が多く含まれている食べ物は、ご飯、パン、めん、いも、果物、砂糖、はちみつなどです。 1日2,000kcal必要な人では、およそ60%程度の1,200kcalを糖質からとるのが望ましいといわれます。 これはご飯にすると、茶わんにおよそ5杯分です。 糖質はとり過ぎると、肥満や生活習慣病をまねくおそれがあります。
糖質 なんでだめ?
体内に取り込まれた糖質の多くは、消化・吸収を経てブドウ糖に分解され、血液を通して全身に運ばれてエネルギーとして活用されます。 ところが、糖質をとりすぎると余分なブドウ糖が脂肪に変換され、体脂肪として蓄えられてしまいます。 また、糖質が多い食事をとると、血液中のブドウ糖(血糖)の量が急激に上昇します。
糖質が多い食べ物って何?
穀類や粉類というのは、要するに米(ご飯)や麺類、パン類などの主食、そして小麦粉、片栗粉、コーンスターチなどを指します。 例えばご飯(白米)1膳160gには、58.88gの糖質が含まれます。 このあと糖質の少ない食べ物として紹介する肉類や卵などは、糖質をほとんど含みませんから、それを考えるとご飯の糖質はかなり多め。
糖質制限中に何を食べたらよいか?
糖質制限ダイエットは、ご飯・パン・麺・イモ類などの炭水化物、甘い物などの糖質量を1日70〜130gほどに抑え、その代わりに、肉・魚・豆腐・チーズ類など、たんぱく質と脂質が主成分の食品や野菜をしっかり食べるダイエット法です。