糖質をエネルギーとしてしっかり使うために欠かせない食物繊維。 糖質と食物繊維がセットでとれる食品の代表は、米や小麦、そばなどの「穀類」です。 ただし注意したいのは、「精白したものは食物繊維が減っている」という点です。 解決策として、白いごはんを食べる時は、玄米や押し麦、雑穀などを加えると食物繊維が増やせます。
糖質 何から摂る?
糖質は米・パン・麺などの穀類、いも、果実、料理に使う砂糖から主に摂取します。
糖質 なんでだめ?
体内に取り込まれた糖質の多くは、消化・吸収を経てブドウ糖に分解され、血液を通して全身に運ばれてエネルギーとして活用されます。 ところが、糖質をとりすぎると余分なブドウ糖が脂肪に変換され、体脂肪として蓄えられてしまいます。 また、糖質が多い食事をとると、血液中のブドウ糖(血糖)の量が急激に上昇します。
糖質を取るならいつ?
トレーニングの終了後速やかに糖質を摂取することは、筋グリコーゲンの回復を促し、筋タンパク質の分解を抑制します。 すぐに食事がとれない場合は、直後に補食としておにぎりやバナナなどを活用し体タンパク質がエネルギーに変わることを抑制し、2時間以内にしっかりとした食事を摂ることが理想的です。
低糖質 何がいい?
糖質制限を実践すると、摂取量が少ないぶん血糖値の上昇が少なくなりますから、インスリンの分泌量が減ります。 その結果、インスリンの働きは穏やかになりますので、脂肪がつきにくくなります。 さらに、活動エネルギーとして消費されずに余って脂肪に変わる糖質が少なくなるので太りにくくなるというわけです。