たとえ水を誤嚥したとしても水そのものには肺炎を発症させる力が弱く(バクテリアが少なく)、肺に入った水は簡単に血液中に吸収されます。 一定の条件下で、飲水することは肺炎の発症に必ずしもつながりません。 18 мар. 2021 г.
誤嚥性肺炎はどういう症状ですか?
【症状】 発熱、咳、膿のような痰が肺炎の典型的な症状です。 しかしこれらの症状がなく、なんとなく元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロとなる、などの非特異的な症状のみがみられることが多いのが誤嚥性肺炎の特徴です。
誤嚥性肺炎の原因は何?
誤嚥によって食べ物や唾液、胃液などと一緒に細菌が気道に入ることで肺の中で細菌が繁殖して炎症を起こし、誤嚥性肺炎が発症する。 また、食べ物などの誤嚥の他に、口の中や喉の粘膜にすみついた細菌を含んだ唾液の誤嚥や、寝ている間に胃と食道の逆流によって胃酸を含んだ胃の内容物を誤嚥して起こることもある。
誤嚥性肺炎になったらどうなる?
一度誤嚥性肺炎を起こすと、気道粘膜はなかなか完全には回復しません。 そして粘膜の感覚が鈍くなってしまい、誤嚥しても咳が起こりにくくなり、食物を有効に排泄できないためますます肺炎の危険が増大する、という悪循環が起こります。
誤嚥性肺炎 どちらの肺?
人間の気管は右肺につながる右気管支と左肺につながる左気管支とに分かれます。 解剖学的に右気管支は左気管支よりも太くて垂直方向に近い構造をしている(分岐角度が低い)ため、右の気管支の方が誤嚥しやすくなります。 したがって、誤嚥性肺炎は右の肺に起こりやすいのです。