発作がおこったときは 衣服をゆるめて、気道を確保してください(下顎挙上など)。 吐物による窒息を避けるために横向きに寝かせることも重要です。 けいれんの発作様式や持続時間を記録(携帯電話やスマートフォンの動画が便利)すれば、担当医の先生に見ていただきながら説明できます。 5分前後で救急車を呼ぶか否かを判断しましょう。
てんかん発作救急車はどのくらいで呼ぶべき?
基本的には、発作は自動的に終了しますので、その都度、救急車を呼ぶ必要はありません。 ただし、全身のけいれんが5分以上続いた場合、けいれんがいったん終わってもまたおこった場合、意識が戻らない場合、発作中にけがをした場合、水中で発作がおこった場合などは、すぐに救急車を呼びましょう。
てんかんの受診の目安は?
てんかんの患者様であっても、いつもと違う発作、発熱や麻痺などいつもと違う症状を伴っていたり、発作は止まっても意識が戻らないなどの場合は救急車で受診する必要があります。
てんかん発作 何分?
発作は、多くの場合1~2分で止まりますが、5分以上続くと自然に止まりにくくなり、30分以上続くと脳に重い障害を残す可能性が高くなり、ときに命にかかわることもあります。
痙攣 何分 救急車?
「初めてのけいれん」や「熱を伴わないけいれん」、「左右対称ではないけいれん」の場合は病院を受診してください。 10分以上(0歳児は5分以上)けいれんが治まらない場合はすぐに救急車を呼んでください。 けいれんが起きた場合、窒息の原因になるので口の中にものを入れないでください。