通常成人になるまでに完全に治ります。 大部分は成人になるまでに治り、特に全身けいれんなどの発作がないものほど治りやすいことが知られています。 80%は薬で発作を抑えることが可能です。 抗てんかん薬によって症状を抑えることが可能ですが、薬を中止すると5年以内の再発率が75〜100%といわれています。
てんかんは治るのですか?
てんかんは一生治らない「不治の病」と思われてきましたが多くいますが、てんかんは治療可能な病気です。 特発性部分てんかんがもっとも治りがよく、100%の患者さんの発作が治療を開始してから2年以内に止まったのに対し、症候性全般てんかんでは、20%の人しか止まらないという研究結果があります。
てんかん 発作 いつまで?
てんかんは治る病気でしょうか? 大体の目安では、発作が2~3年間は起こってないことを確認する必要あります。 この期間はばらつきがあり、2~5年程度といったところです。 脳波検査でてんかん性異常波が認められなくなってからの年数も考慮するからです。
てんかん どうやったら治る?
てんかんの治療としては一般的には抗てんかん薬というお薬を用います。 それぞれの患者さんに適切な薬を選んで、数年間規則正しく毎日飲んでいただく治療です。 抗てんかん薬は神経細胞の過剰な活動を抑え発作を起こりにくくします。
てんかん なぜおこる?
てんかんになる原因 脳の奇形や周産期の異常による、生まれつきのものから、脳炎や脳腫瘍など、別の病気が原因によっておこるもの、交通事故などの大きなケガによるもの、脳卒中によっておこるもの、さらに、認知症などの神経が老化することによっておこるものがあります。 近年では、遺伝子の異常によるてんかんの研究も進んできています。
てんかんは何科にかかればいいか?
Q2:てんかんを疑ったらどの病院の何科を受診すればよいですか? A:一般的にこどもなら小児科、思春期を過ぎたら神経内科・脳外科・精神科ですが、いずれの場合も、てんかん専門医あるいは神経、精神系の専門医のいる施設の受診をお勧めいたします。
てんかんで死ぬことはありますか?
てんかん患者さんにおける突然死のリスクは一般健常人の24倍にものぼると報告されています。 てんかん患者さんの突然死の原因として、外傷(発作による頭部外傷や交通事故など)、溺水(浴槽内での発作による)、自殺などがよく知られています。
てんかん発作続くとどうなる?
通常のてんかん発作は、あらわれても 1~2 分以内に自然に止まり、発作 が起こるたびに脳に障害を受けることはありません。 しかし、長時間発作が続く場合は、脳に障害を残す可能性が高くなるため、 緊急治療によって発作を止める必要があります。 この状態を「てんかん重積*」と呼びます。
てんかんは人口の どのくらいの割合で発症するか?
乳幼児期から老年期までに幅広くみられ、人口100人のうち0.5~1人(0.5~1%)が発症。 発病年齢は3歳以下が最も多く、成人になると減りますが、60歳を超えた高齢者になると脳血管障害などを原因とする発病が増加します。