サービスの対象となる人の一つに障害者がありますが、現在の我が国では「身体障害」「知的障害」「精神障害」の3つの障害の区分があり、てんかん発作により生活上の障害がある場合は「精神障害」の区分に入ります。
てんかん 障害者 何級?
等級症状1級十分な治療にもかかわらず、てんかん性発作のAまたはBが月に1回以上あり、かつ、常に介護を必要とする。2級十分な治療にもかかわらず、てんかん性発作のAまたはBが年2回以上、もしくは、CまたはDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しく制限を受けるもの
てんかん 障害者手帳 何級?
障害の程度障害の状態1級十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが月に1回以上あり、かつ、常時の援助が必要なもの2級十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回以上、もしくは、C又はDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しく制限を受けるもの
てんかんはなぜ精神障害なのか?
①のてんかん病態による要因というのは、てんかんという脳の病気があるために、脳の機能異常として同時に精神症状も出現しうるということを意味します。 ②の心理社会的要因というのは、てんかんを持つ患者さんも、そうでない人も一様に生活上のストレスは存在するため、そうしたストレスを契機に精神症状が現れることがあるという意味です。
てんかんは何の疾患?
てんかんとは、どんな病気? てんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。 世界保健機関(WHO)では、てんかんは「脳の慢性疾患」で、脳の神経細胞(ニューロン)に突然発生する激しい電気的な興奮により繰り返す発作を特徴とし、それに様々な臨床症状や検査での異常が伴う病気と定義されています。