蹄(ひづめ)は馬や牛などの爪の一種である。 家畜の場合、数週間おきに蹄を削って形を整え削蹄(さくてい)する。 そうしないと歩くことも不自由になり、爪の病気になることもあるからだ。 18 апр. 2017 г.
馬 蹄鉄しないとどうなる?
馬の蹄を護る蹄鉄がないと、蹄は削れていきます。 競馬のような激しい運動をすると毛羽立つようにもなるようです。
馬の蹄 どうなってるか?
馬の蹄は前方より蹄尖(ていせん)、蹄側(ていそく)、蹄踵(ていしょう)に分けられます。 このうち蹄尖と蹄側は蹄壁(ていへき)が厚く、蹄の内部も蹄骨が葉状層によって蹄壁と強く結合しているため硬い構造になっています。 対して、蹄踵は蹄壁が薄く内部は蹄軟骨や跖枕(せきちん)といった軟らかい組織からできています。
蹄鉄 いつから?
中世以降 500年ごろには金属を釘で蹄に直接打ち付けた形跡があり、900年頃には、はっきりとした記録が現れます。 さらに時代は下って11世紀になると、青銅製の釘打ち蹄鉄が普及します。 鉄製の蹄鉄が用いられるようになるのは、12世紀に入ってからのこと。
蹄 切る なぜ?
伸びすぎた蹄を削切することで、本来の蹄形を維持し、安定した立ち方と歩き方に改善し、余分なエネルギーの消耗を抑えます。 負重の偏りを防ぎ、苦痛を取り除き、蹄病の発生を抑えます。 蹄のポンプ作用が回復し、蹄内部の血液循環が活発化して、丈夫な蹄を作ります。